388
瑠璃色の海2
389 | Lapis Lazuli Sea

390
瑠璃色の海2
389 | Lapis Lazuli Sea
『ニセフウライチョウチョウウオ』に近づくと、彼は、恥ずかしがってサンゴに隠れてしまった。サンゴの隙間から、その眼だけはこちらを見据えている。彼は、かけがえのないこの瑠璃色の海の存続をいつまでも信じていたかった。