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大切な海
396 | Beloved ocean

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大切な海
396 | Beloved ocean
三色のウミシダが潮の流れを待ちわびて丸まっていた。プランクトンを捕食するためだ。近づいてきた『ヤシャベラ』が、ふと立ち止まり、海の未来をあきらめるより信じることの大切さを大事にしたい…そんなことを考えていた。