322
閃光
323 | Glare

324
閃光
323 | Glare
アカヤギとセンナリスナギンチャクが繁る狭間をひとすじの閃光が走った。『コバルトスズメダイ』が飛び込んできたからである。それは、キラリと光る一粒の愛だった。海には悠久の時を超えて伝えられてきた真実の物語があった。